スペシャリストに聞く:最新記事

医療、その他の各分野のスペシャリストにインタビューしました。ヒントは様々な所に落ちているかもしれません。

2005年1月 5日
第34回:「医療の安全管理とモチベーション」

ヒューマンモチベーション研究所 代表 田川正則氏 今回は、モチベーション(協働の質と人間行為の質)という視点から医療の安全について考えてみたい。スペシャリストは、国鉄本社保安課、民営分割の過渡期には国鉄及び新会社JRの本社中枢にて意識改革と安全の策定作業に係り、JR系ホテルの支配人等を経て、現在は...

2004年12月 1日
第33回:「質の高いサービスで真の顧客感動を」

椙山女学園大学 現代マネジメント学部教授 澤田善次郎氏 前回のスペシャリストから、医療質安全学会が必要だというお話をいただいたが、学会の立ち上げにはどういうノウハウが必要なのだろうか。それを探るべく、今回のスペシャリストには、日本生産管理学会の実質的な創設者であり、現在同会の副会長である澤田善次郎...

2004年11月 1日
第32回:「医療質安全学の確立を目指して」

東京大学教授(工学系研究科) 飯塚悦功氏 今回のスペシャリストは東京大学大学院工学系研究科教授の飯塚悦功氏。ご専門である工業分野における品質マネジメントの考えを、7~8年前から「医療の質」へ適用することに取り組まれ、最近では医療界との関わりも深い。品質管理学会会長でもある氏に、質とは何か、医療界の...

2004年10月 1日
第31回:「医療現場にナラティブという視点を導入する意義」

富山大学保健管理センター長・教授 斎藤清二氏 医師と患者のコミュニケーションに関するテーマは、今までもいくつか取り上げてきたが、今回はナラティブ・ベイスト・メディスンに注目して、医療の安全を考えてみたい。スペシャリストとして富山大学保健管理センター教授の斎藤清二氏を迎え、なぜ今NBMなのか、実践の...

2004年9月 1日
第30回:「輸血医療の現状と課題」

東京都立駒込病院 輸血・細胞治療科 比留間潔氏 ウィルスに感染した輸血用血液が検査をすり抜けたというニュースが世間を騒がせてから約1年、厚労省は、血液製剤の遡及調査を8月15日から実施するという通知を出した。また最近、日本輸血学会は自己血輸血の実施率が増加しているという調査結果を発表した。一方で、...

2004年8月11日
第29回:「医療安全への認知的アプローチ」

法政大学 社会学部 教授 原田悦子氏 今回は、人が頭の中で「ものごとをどのように理解し、考え、学習し、判断しているか」を知るという認知的アプローチの視点から医療の安全を考えてみたい。スペシャリストに、実験認知心理学、認知工学をご専門とする法政大学社会学部教授の原田悦子氏を迎え、「縦の糸・横の糸モデ...

2004年7月 1日
第28回:「かかりつけ医制度の現状とコミュニケーションの重要性」

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学教育システム研究センター 教授 奈良信雄氏 医療提供体制の一つとしてかかりつけ医制度が提唱されてから時間がたつが、果たして根付いているのだろうか。そこで今回のスペシャリストには、「ホームドクターを探せ!」(宝島新書)や「地獄の沙汰も医者しだい」(集英...

2004年6月 1日
第27回:「混ざる」ことが大事」

日本学術会議会長 黒川清氏 本年度から、医師の卒後臨床研修が義務化された。1968年にインターン制度が廃止されて以来、医学教育に関しては36年ぶりの大改革といわれている。 今回のスペシャリストは、現在、日本学術会議の会長である黒川清氏。14年間の滞米中には、4つの病院での教育、臨床現場も経験されて...

2004年5月 6日
第26回:「感染症と向き合う」

国立感染症研究所 ウイルス第三部 部長 田代眞人氏 SARSや鳥インフルエンザなど新しい感染症が次々と出現する一方で、最近は風疹や大人の麻疹(はしか)も増えている。 今回のスペシャリストは国立感染症研究所ウイルス第三部部長の田代眞人氏。私たちはさまざまな感染症とどのように向きあっていくべきか。新し...

2004年4月 1日
第25回:「透析医療におけるリスクマネジメント」

東京女子医科大学 腎臓病総合医療センター 血液浄化療法科教授 秋葉隆氏 今回のスペシャリストは、東京女子医科大学腎臓病総合医療センター血液浄化療法科教授の秋葉隆氏。日本透析医学会の理事や、日本透析医会危機管理委員会の感染症対策部会部会長などとしても活躍されている。透析医療におけるリスクマネジメント...

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