医療安全に対する方法論は日進月歩、観点は十人十色です。ここでは医療現場の最新の動向を紹介します。
- 2005年11月14日
- 人工呼吸器管理チャート表を医師と看護師で二重チェック
-
人工呼吸器をめぐる事故が相次いでいる。背景にあるのは、患者数の増大や機器の多様化、そして在宅療養と入院を行ったり来たりする患者の増加による管理の複雑化だ。入院・在宅あわせて常時80台あまりの人工呼吸器を管理する都立神経病院http://tmnh.jp/(東京都府中市、304床)では、院内に「呼吸器...
- 2005年10月27日
- スライドで患者の疑問に即応、インフォームド・コンセントの質高める
-
患者への十分な説明が医療安全にも資することは論を待たないが、限られた診療時間の中で、患者の理解と納得の得られる説明をどう行うかは医療者が頭を悩ますところだ。虎の門病院(東京都港区、894床)http://www.toranomon.gr.jp/ 乳腺・甲状腺科の鈴木規之医長は、乳がん診療のための説...
- 2005年10月12日
- 介護職による医療行為の実態と研修がもたらす効果
-
ホームヘルパーなど介護職が医療行為を行うのは違法である。だが、介護職の9割が何らかの医療行為を行っており、5人に1人は医療事故の経験があるという。十分な教育を受けないまま、医療行為の怖さを知らずに行っている実態もある。だが、正しい知識を身に付けることで、医療行為に対する認識が変化するという調査結果...
- 2005年9月29日
- 医療安全を追求するユビキタス医療情報システム(医療行為の発生時点管理システム)
-
国立国際医療センター(東京都新宿区、925床)は、2002年からバーコードで患者の取り違えや投薬ミスを防ぐ病院情報システムを導入している。投与直前にオーダーの変更があっても瞬時に反映される、使い勝手の良さが特徴だ。同システムは、医療行為の1つひとつをリアルタイムに記録できる機能も備えており、それら...
- 2005年9月15日
- 専任リスクマネジャーの活動の実態と自己評価の必要性
-
東北ジェネラルリスクマネジャー(GRM)研究会会長の木下美佐子さん。 国立病院機構宮城病院の専任リスクマネジャー(看護師長)でもある。 専任リスクマネジャーが日頃どんな活動をしているのか、その実態を調査した結果が明らかになった。試行錯誤しながら仕事をしている現状が浮き彫りになる一方、医療安全管理活...
- 2005年8月30日
- 看護の質を高めて、医療安全につなげる研修の工夫
-
医療安全の教育を担当する者にとって、職員にいかに研修に参加してもらえるようにするかは課題の1つだ。滋賀医科大学附属病院(滋賀県大津市、608床)では、看護師が自発的に研修に参加したいと思える仕組みを作り、効果を上げているという。その取り組みを取材した。 受講シールの交付 滋賀医科大学附属病院では、...
- 2005年8月18日
- 研修医に求められるコミュニケーション力とは?
-
武蔵野赤十字病院の臨床研修部長の日下隼人さん。 院長補佐、小児科部長も兼務する。 東京SP研究会の活動にも参加している。 医学教育の中で、医師のコミュニケーション力を重視する風潮が高まっている。研修医にとっても、患者といかにコミュニケーションをとるかは大事なテーマだ。武蔵野赤十字病院の臨床研修部長...
- 2005年7月29日
- コツをつかんで、技術力のアップを目指す内視鏡外科手術のトレーニング講習会
-
講習会を企画した、日本内視鏡外科学会教育委員会委員長の黒川良望さん。 内視鏡外科手術は、患者の体への負担が少ないなどの理由で急速に普及している。だが、開腹手術とは異なる特殊な技術を要求されるため、医師への教育機会の必要性も叫ばれている。そんな中、日本内視鏡外科学会(理事長:北島政樹氏・慶応義塾大学...
- 2005年7月19日
- リスク認知力を高める事例ドリルの活用法
-
インシデント・アクシデントレポートを医療安全対策に活かすには、インシデントやアクシデントの発生頻度や重大性を考慮しながら改善策を検討しなければならない。だが、重大性の認識が職員によってバラバラだと、レポートから的確な対策を導き出しにくい。東京都立豊島病院(東京都板橋区、360床)は、この重大性の認...
- 2005年6月30日
- リスクマップで分析するインシデントの発生理由
-
NTT東日本関東病院(東京都品川区、606床)の看護部は、インシデントの発生要因を特定するためのツールの開発に取り組んでいる。リスクが起こった場所に着目し、それを視覚化することによって、インシデントの背景やリスク要因を明らかにしようという試みだ。その取り組みを取材した。 インシデントの発生場所から...
- 医療安全推進者養成講座
- 医療の質・安全学会
- 医療事故調査制度
- シンポジウム
- 医療事故
- 医療安全全国共同行動
- 組織行動
- リスクセンス
- 医薬品
- CRM
- KYT
- ガバナンス
- ポスター
- 医工連携
- 医療の質
- 地域連携
- 感染対策
- 感染症
- 日本外科学会
- 暴力
- 災害時
- eラーニング
- MICS
- NST
- REDEEM
- がん治療
- インシデント
- インフォームド・コンセント
- エボラ出血熱
- コミュニケーション
- コーチング
- スマホ
- タブレット端末
- チーム医療
- デング熱
- データベース
- ノンテクニカルスキル
- バーコード
- フールプルーフ
- メディエーター
- ロコモティブシンドローム
- 児童虐待
- 内服管理
- 再生医療
- 医療ガス
- 医療機器
- 医療監視
- 在宅医療
- 地域包括ケアシステム
- 報告書