今回は、千葉大学医学部附属病院医療全管理部の教授である相馬孝博先生が翻訳した「患者安全」をご紹介します。
本書は、イギリスのCharles Vincent教授単著の偉業であり、患者安全を「学」とした集大成です。Vincent氏は、心理学者として英国NHS(National Health Service)で臨床現場での経験を積んだ後、安全研究を開始し、ロンドン大学臨床リスク部門心理学教授を経て、現在はオックスフォード大学実験心理学部門の教授です。
平成28年10月16日に開催された「日本医師会医療安全推進者養成講座講習会」の、相馬先生の講演でも参考書として紹介されました。相馬先生曰く「ひとりで書くというのは、全体像を見渡せないとできない。こういうことが出来るVincent教授のような方は世界で何人もいない」とのこと。皆さまもどうぞご参考になさってください。
PATIENT SAFETY 患者安全 原書第2版
目次
|